論語里仁篇(りじんへん)第四現代語訳

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論語里仁篇:要約

論語 アルファー 論語 孔子 キメ
アルファー:こんにちは。ナビゲーターAIのアルファーです。

孔子:解説の孔子じゃ。

アルファー:先生、論語里仁篇はどんなお話なんですか?

孔子:うむ。里仁篇は主に、仁と徳、そして孝を説いておる。

アルファー:三つを簡単にご説明願います。

孔子:うむ。仁とは人が本来持つ思いやりの事じゃが、それを誰にでも分けへだてなく、そして常に持ち続ける事じゃ。徳とは道徳や人徳ではない。経験や修練によってつちかわれた、人間の持つ機能の事じゃ。

論語 孝 論語 儒者
孔子:孝とは、年下が年上に抱く愛情のことじゃが、ワシは子が犠牲になるような親孝行を説いことはないぞ? それは後世の儒者のこしらえ事じゃ。

論語 アルファー7
アルファー:ありがとうございました。それでは早速始めましょう。

村八分などするような腐った村からは、出て行きなさい。
頭が悪くなるぞ。


論語 アルファー6 論語 孔子 とぼけ
アルファー:ずいぶん厳しいこと言ってますよね。「里は仁を美と為す」ってそういう意味なんですか?

孔子:うむ、実はワシも何と言ったか忘れてしもうた。

論語 アルファー 14
アルファー:えっ?!

孔子:たしか息子のに、「鯉や、仁を美と為せ」と言ったような気がしないでもない。なにせ2,500年ぶりにお前さんたちに叩き起こされたのじゃからな。ホーホッホッホ。

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仁の情けのない奴は、逆境には不平を言うし順境には不満を言う。
だが情けを知る者には不平不満がない。
だから頭のいい者は、仁の情けを切れ味鋭い道具だと思うんだな。


論語 アルファー5-2 論語 孔子 楽
アルファー:先生、「知者は仁を利とす」の「利」って、利益の事じゃないんですか?

孔子:うむ。確かにその意味もあるが、論語の時代ではむしろ切れ味の事じゃな。右側のつくりが刀になっておるだろう? 論語を読むには、漢字の古い意味を知らねばならんのじゃ。

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情け深い者に好かれる者は、本物の善人だ。
嫌われる奴は、本物の悪党だ。

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だから情け深くなりたいなら、始めから人を疑ってかかってはならない。
本物かどうかわからんじゃないか。

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地位財産は誰でも喜ぶ。だが人をいじめて得たなら、長続きしないぞ。
無職貧乏は誰でもいやがる。だがいじめもしないのにそうなったら、運命だと思ってあきらめることだな。腹が立つからと言って情けを捨てるようでは、君子の名がすたるというものだ。
だから諸君は食事の間も、慌ただしいときにも、大洪水にも、仁の情けを忘れてはならぬ。


論語 アルファー2 論語 孔子 楽
アルファー:先生、「テンパイ」ってむつかしい漢字が出てきましたが。

孔子:それは天地がひっくり返るような大洪水の事じゃ。後世の儒者どもは、意味が分からなくなって、いろいろと個人的感想を「論語の注釈」と称して書き連ねたようじゃがな。

我が中華文明は、洪水と治水の歴史じゃ。論語の時代、過去の大洪水の記憶は、まだ生々しくワシらの頭にあったんじゃよ。

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私は情け深い者も、いじめを毛嫌いする者も見たことがない。簡単なことなのだがな。
情け深い者はそのままで結構なのだが、いじめ嫌いもそれだけで情け深い者となる。たった一日でいいから情け深くあって欲しいものだ。
私には出来ませんと言う者もいようが、出来ないはずはなかろうて。

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間違いをしでかすと、家族や親類縁者に迷惑をかける。そこで許して貰って、やっと人情のありがたみが分かる。


論語 アルファー 15 論語 孔子 水面キラキラ
アルファー:先生、この章は解釈が分かれているようですが。

孔子:ナニ、素直に読めばよいのじゃよ。仁の基本は家族愛じゃ。身近な者を愛することから始めるのが、論語の教えでもあるのじゃぞ。イエスどのは「敵を愛せよ」と仰せじゃが、なかなかむつかしいことじゃでな。

さらに詳しく

我が同志諸君。
革命の算段が立ったなら、その日の内に死んでもいい。
それぐらいの気持で戦ってくれ。


論語 アルファー6 論語 孔子 叫び
アルファー:先生アジってますね~。論語の名言、「あしたに道を聞かば夕べに死すとも可なり」ですね。

孔子:そうじゃ。その覚悟がないと、革命の闘士にはなれんのじゃよ。

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同志諸君。
革命成就のためには、飲み食い着るものに心を奪われるな。
そんなようでは同志ではないぞ。

さらに詳しく

10

同志諸君。
この困難な革命の旅では、歓迎されはしないが追い払われもしないだろう。
正義は常に諸君の味方だ。

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11

君子は徳=人間の機能を高めようとする。凡人は目に見える財産を欲しがる。
君子はいさぎよく罰せられようとする。凡人は逃げ回る。

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12

自分がデキるからといって好き放題すると、嫌われるぞ。


論語 アルファー 15 論語 孔子 楽

アルファー:先生、「利を放ちて行わば」って、利益目当てで好き放題することじゃないんですか?

孔子:うむ。そうとも読めるな。じゃが、先ほど言った通り「利」とは鋭さのことじゃ。能ある鷹は爪を隠しておかんと、既存の支配者たちに袋だたきに遭うからな。気を付けねばならん。

さらに詳しく

13

礼法だけで国が治まるなら、安いものだ。
治まらないなら、無用の長物だ。


論語 アルファー7 論語 孔子 喜
アルファー:先生、「礼譲」って何ですか?

孔子:うむ。熟語ではなく「礼」と「譲」じゃな。「礼」は礼儀作法だけではなく、日常生活のあらゆる行動の規範じゃ。「譲」は人にへりくだる事じゃ。

つまりただのお作法だけではない。政治的決断をどうするかなど、人間生活全てを決める、法令のようなものだと思ってくれい。

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14

地位が無いのを悩むな。地位にふさわしい能がないのを悩め。
無名なのも悩むな。能を身につける気にもならないのを悩め。

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15

論語 曽子
孔子「參(シン、曽子)よ、私はずっと一つのことを貫いてきたのだ。」
曽子「はい。」
わかったようなのでその場から出た。残った曾參は質問攻めにあったらしい。

ある弟子「どういう意味です?」
曽子「先生が貫いてきたのはただ一つ、忠恕=おのれを偽らず、人を思いやること*だ。」


論語 アルファー5-2 論語 曽子 ウスノロ
アルファー:先生がウスノロ呼ばわりした曽子さんのお言葉ですが…。

論語 孔子 悩み
孔子:う~む、あ奴は何も分かっておらん。ワシが貫いたのは仁であって、忠と恕は、仁者にふさわしい行動の一つに過ぎんのじゃ。

まあ、無理に人に情けを掛けているうちは、本物の仁者ではないと理解したのは、褒めてやってよいがな。

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16

君子はソロバンや論理で納得する。
凡人は刃物を突きつけられると納得する。


論語 アルファー3 論語 孔子 楽
アルファー:ここでもまた、「利にさとる」って「利」が出てきましたが。

孔子:うむ。ここでは利益と考えても間違いではない。じゃが論語の時代に普通の理解では、凡人は鋭い威力には簡単に恐れ入る、ということじゃな。

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17

賢者を見たら真似をしろ。
バカ者を見たら真似するな。

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18

親の間違いはやんわりといさめろ。だが言うことを聞かないかも知れない。
それでも怒鳴ったりするな。世話をしてうらむな。
年を取って頑固になっているのだから。

さらに詳しく

19

親が生きている間は、用もないのに遠出するな。
出るなら、行く先を告げておけ。


論語 アルファー 論語 孔子 キメ
アルファー:先生、ここでは「方」の解釈に、みなさん悩んでいるようですね。

孔子:うむ。「方」には、文字を聞き記す札の意味がある。つまりは手紙の事じゃ。

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20

世の親御さん、よーく聞きなさい。
死後三年まで子供に文句を言われないようでないと、子は孝行者になりませんぞ。


論語 アルファー5-2 論語 孔子 せせら笑い
アルファー:これって論語学而篇にも出てきたような…。

孔子:はっはっはっは。ワシの弟子や儒者たちは、かなりあわてて論語を編纂したようじゃな。じゃが時の皇帝陛下に、儒教が国教として認められてからは、、論語を編纂し直すのがだんだん難しくなったのじゃろうな。

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21

親の歳は忘れるな。
長寿を喜び、残り少ない時間を大切にするのだ。


論語 アルファー2 論語 孔子 微笑み
アルファー:これが先生の言う「孝」なんですね。

孔子:そうじゃ。親にわざとらしいことをするより、心から心配かけないようにするのが、本当の孝行じゃ。

さらに詳しく

22

昔の賢者は、べらべら喋らなかった。
言行不一致を恐れたのだ。

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23

逆境もいいものだ。
逆境だけに、大失敗はしでかさないだろうよ。

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24

諸君は口数少なく、行動は敏速に。


論語 アルファー 16 論語 孔子 説教
アルファー:先生っておしゃべりな割には、お弟子さんたちには黙っていろと言いますよね。

孔子:やかましわッ! その分行動も敏速じゃ。口先ばかりで何も出来ん弟子が多いから説教してやったのじゃ!

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25

内に秘めたるパワーを持つ者は、それにかれて同類が寄ってくる。


論語 アルファー7 論語 孔子 楽
アルファー:これが論語の名言、「徳孤ならず、必ずとなりあり」ですね。

孔子:そうじゃ。自己宣伝などせずとも、おのれの能力を高めていけば、したい寄ってくる者が出るものじゃ。

さらに詳しく


論語 アルファー 10
アルファー:論語里仁篇はこれでおしまいです。みなさん、おつかれさまでした!

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