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論語詳解292顔淵篇第十二(14)訳注

『論語集注』

原文

子張問政。子曰:「居之無倦,行之以忠。」居,謂存諸心。無倦,則始終如一。行,謂發於事。以忠,則表裏如一。程子曰「子張少仁。無誠心愛民,則必倦而不盡心,故告之以此。」

書き下し

「子張政を問う。子曰く、「之に居りて倦む無く、之を行うに忠を以てす。」居るは、諸れ心に存るを謂う。倦む無くは、則ち終始一の如し。行うは、事於発くを謂う。忠を以てすは、則ち表裏一の如し。程子曰く、「子張仁少し。誠の心もて民を愛する無し。則ち必ず倦み而心を尽くさ不。故に之を告ぐるに此を以てす。」

現代語訳

朱子「居るというのは、心に止めることを言う。倦む無くとは、つまり始めから終わりまで変わらないことを言う。行うとは、仕事に啓発されることを言う。忠を以てすとは、表も裏もないことを言う。」
程兄弟のどっちか「子張は人でなしだ。誠心誠意民を愛する気持がない。だから必ず政治に飽きて放ったらかしにする。だから孔子様は、こう言って子張を戒めたのだ。」


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論語内容補足
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