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論語詳解273先進篇第十一(20)補足:『大載礼記』現代語訳

  • 子張問入官篇

原文

子張問入官於孔子,孔子曰:「安身取譽為難也。」子張曰:「安身取譽如何?」孔子曰:「有善勿專,教不能勿搢,已過勿發,失言勿踦,不善辭勿遂,行事勿留。君子入官,自行此六路者,則身安譽至,而政從矣。

書き下し

子張、官に入るを孔子於(に)問うて、孔子曰く、「身を安らかにして誉れを取るを難しと為す也」と。子張曰く、「身を安らかにして誉れを取るに如何」と。孔子曰く、「善(のう)有りて専らにする勿れ、教えて能わ不るに搢(まじわ)る勿れ、已に過ぎたるに発(いか)る勿れ、言を失いて踦(かく)す勿れ、善あら不して辞むるを遂う勿れ、事を行いて留める勿れ。君子官に入るは、此の六つの路を行く自り者(は)、則ち身を安らかにして誉れを至し、而て政従わるる矣(なり)。

現代日本語訳

子張が仕官を孔子に問うた。孔子は「身の安全を保ったまま、名誉を受けることが難しい」と言う。「どうすればいいですか」と子張が問う。孔子は言った。「自分の能力を振り回すな。嫌われるぞ。教えてもどうしようもない連中と交わるな。仲間外れだぞ。他人の過去の間違いを言い立てるな。怨まれるぞ。失言して取り繕うな。笑われるぞ。出来る能もないことを追いかけるな。呆れられるぞ。仕事を溜めるな。バカにされるぞ。この六つに気を付けている限り、身の安全を保ったまま、名誉を受けることができ、民も言うことを聞くのだ。」


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論語内容補足
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