論語に見るその他の言葉:要約

アルファー:孔子先生の解説は、訳者が詳解を書き終えてから掲載します。しばらくお待ち下さい!

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微子篇
1
かつて柳下惠が検事になり、三度クビになった。
ある人「こんな腐れた国、出て行ったらどうです?」
柳下惠「真っ直ぐに仕事をしたら、三度クビになって当然だ。嫌なら適当につじつまを合わせればいい。なんで父母の国を出て行く必要があろうか。」
2
かつて周が一旦滅んだ時、楽師長摯は斉に行き、亜飯の干は楚へ行き、三飯の繚は蔡に行き、四飯の缺は秦に行った。太鼓方の叔は黄河のほとりに、振り太鼓方の武は漢水のほとりに隠居し、楽師次長の陽と石琴方の襄は海上に逃れた。
*亜飯・三飯・四飯:それぞれ王の二度目、三度目、四度目の食事で演奏する役という。
3
周公が、魯公に就任する息子の伯禽に言った。

「貴族は身内びいきをしてはならない。重臣たちをよく用い、欲求不満にさせない。昔なじみはよほどのしくじりがない限り遠ざけない。一人にあらゆる才能を求めない。」
4
周に八人*の賢臣がいた。
伯達、伯适、仲突、仲忽、叔夜、叔夏、季隨、季騧。
*それぞれ韻を踏んだ二人組×4で、誰のことだか古来分からないという。泰伯篇には孔子の言葉として、九人居たとある。
堯曰篇
1

「ああ、そなた舜よ。天の定めがそなたに下った。真心をもって偏りのない政治を行え。そうでないと海の果てまで、そなたへのお恵みは永遠に途絶えるだろう。」
舜もまた同様に禹に命じた。
*神話上の聖天子堯が言ったことになっている。「天子」の言葉が中国語に現れるのは西周早期で、殷の君主は自分から”天の子”などと図々しいことは言わなかった。詳細は論語述而篇34余話「周王朝の図々しさ」を参照。
2

「我が輩履は、かしこみかしこみ、あえて黒牛をお供えに捧げて、輝かしき天地の神々に、思うところを隠さずに申し上げます。こんなにひどいことをした暴君桀王は、決して許しませぬ。しかしその臣民は、みな天の神のしもべでありますから、そのうち善なる者は、そのよい行いを隠さず顕彰致します。されども何がいいか悪いかは、天の神のみ心次第です。我が輩の判断が裏目に出ても、怨み申し上げは致しませぬ。ゆえに我が輩に罪があれば、我が輩を罰して民に罰が下りませぬように。民に罪があっても、我が輩を罰して民に罰が下りませぬように。」
3

「我が周王朝は天に愛されている。これほどまで能ある者が多いからだ。また周の一族だろうとも、皆が仁者には及ばないから、仁者を重用することを誓う。さらに役人以下、天下万民に例え間違いがあろうとも、その責任は私一人で負うことにする。」
*周王朝初代武王が言ったことになっている。
論語速読・弟子等の言葉終わり
お疲れ様でした。

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