論語語釈「顓臾」(センユ)

顓臾(論語季氏篇第十六の補足)

wikipedia中国語版より翻訳

顓臾は山東省にあった風姓の古い国。伝説によると、風姓を代々受け継いだ東夷族の首領太皞タイコウが、太古の時代に顓臾方国を建てた。西周初期、周の成王がこれを顓臾王に任じ、その主要な任務として蒙山の祭祀を任せた。春秋時代には、顓臾は魯国内の属国となった。

『春秋左氏伝』僖公二十一年の条に、「任、宿、須句、颛臾は風姓である。太皞と済水の祭祀を司り、中華諸国に仕えた」とある。これら風姓の古代諸国は魯国の属国となり、顓臾は魯国の季孫氏の領地費邑の付近にあった。

春秋末期、魯国の季康子が顓臾を攻略しようとはかり、季孫氏の執事冉求と家臣の季路が彼らの師である孔子にこれを報告した。孔子は厳しく彼らを批判し、このことは『論語』季氏第十六の最初に記されている。歴史学者の李零は、この事件をBC484からBC480年のことと考証している。

論語 魯国 地図

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