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論語詳解131雍也篇第六(14)注釈

論語集解義疏

原文

註苞氏曰澹臺姓滅明名也字子羽言其公且方也疏…云曰有澹臺滅明者行不由徑者荅為宰而所得邑中之人也澹臺滅明亦孔子弟子也言滅明每事方正故行出皆不邪徑於小路也一云滅明徳行方正不為邪徑小路行也

書き下し

註。苞氏曰く、澹臺は姓、滅明は名也。字(あざな)は子羽。其の公けにして且つ方しきを言う也…疏。…曰有澹臺滅明者行不由徑者と云うは、荅えて宰為り而邑中之人を得る所也。澹臺滅明亦た孔子の弟子也。滅明を言いて事每に方に正し、故に行い皆な邪まなる小路於徑ら不して出ずる也。一に云う、滅明徳行方に正しく邪をなして小路に徑りて行くを為さ不る也。一に云う、滅明は徳行方に正しくして邪を為さ小路に徑ら不して行く也。

現代語訳

注釈。苞氏曰く、澹臺は姓、滅明は名である。字(あざな)は子羽。性格が公平でまじめなことを言ったのである。付け足し。…曰有澹臺滅明者行不由徑者と子游が言ったのは、代官としてまちの人を採用できたことを言ったのだ。澹臺滅明も孔子の弟子である。子游は滅明について、事あるごとにまじめで、よこしまなことをせず隠れ道を通らずに子游の前を退いたと言った。一説には、滅明は徳の行いが実に正しく、邪悪なことをして隠れ道を通るようなことをしないという。また一説には、滅明は徳の行いが実に正しくて、邪悪なことをせず隠れ道を通らずに行動するという。

論語集注

原文

澹臺姓,滅明名,字子羽。

書き下し

澹臺は姓、滅明は名、字は子羽。

現代語訳

姓は澹臺、名は滅明、字は子羽。


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論語内容補足
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