2020.9.17:主な改訂内容

復元白文

子 金文曰 金文 狂 金文而 金文不 金文直 金文 童 金文而 金文不 金文論語 原 金文 論語 孔 金文論語 孔 金文而 金文不 金文信 金文 吾 金文不 金文智 金文之 金文已 矣金文

※侗→童・侗→原・悾→孔・矣→已。

現代中国での解釈例

孔子說:「狂妄而不直率、幼稚而不老實、看上去忠厚卻不講信用,我無法理解這種人。」

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孔子が言った。「狂い回って素直でなく、幼稚で不正直で、見た目は誠実だが実は信用できない、かような者は私にとって理解する方法が無い。」

論語泰伯篇(16)要約:やっと接待を終えた孔子先生。好まぬ愛想笑いやおべっかの数々を、革命のためとは言えやってしまった。僅かな後悔が口を緩ませ、呉国使節の悪口がこぼれます。弟子は呆れて愚痴を聞くのでした。

復元白文

子 金文曰 金文 学 學 金文如 金文不 金文及 金文 猶 金文鞏 金文失 金文之 金文

※恐→鞏。

現代中国での解釈例

孔子說:「學習如同賽跑,惟恐趕不上,趕上了,又怕被超過。」

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孔子が言った。「勉強は競走と同じだ。ただ追いつかないこと、追いついてしまったことを恐れ、また追い抜かされないかと恐れる。」

論語泰伯篇(17)要約:話は普段の、孔子先生の生活に戻ります。政治家・革命家でもある孔子先生ですが、その本領はやはり学問。中年を過ぎても晩年になっても、常に新しい知識を求めて止みません。そんな先生の心からのつぶやき。

復元白文

子 金文曰 金文 魏 金文大篆魏 金文大篆乎 金文 舜 金文禹 金文之 金文有 金文天 金文下 金文也 金文 而 金文不 金文与 金文安 焉 金文

※巍→魏(金文大篆)・焉→安。

現代中国での解釈例

孔子說:「舜、禹真偉大!他們獲得天下依靠的不是暴力。」

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孔子が言った。「舜、禹はまことに偉大だ。彼らが天下を取るに当たって頼ったのは、暴力ではなかった。」


さらに、舜そのものが孔子の時代に知られていなかったとする学説もある。上掲の検証は「本章が偽造であるとは断定できない」と言えるだけで、本章が偽作である可能性はやはりある。堯や舜については『左伝』も記しているが、『左伝』は検証しだすと崩壊する本でもある。

孟子 お笑い芸人
堯舜をさかんに持ち上げて褒めそやしたのは、希代の世間師だった孟子である。もちろん世間師のことだから、ただで持ち上げたわけではない。主な顧客に斉の宣王がおり、宣王はもと斉の君主だった姜氏に取って代わった、田氏の五代目で、その祖先を舜だと言っていた。

つまり宣王のやましい所への塗り薬として、舜を褒め讃えたわけ。そのおかげで孟子は王の顧問官になれたが、あまりに横柄な上に無能だったため、宣王は孟子をお座敷に呼ばなくなった。怒ったふりをした孟子は辞職したが、国境の町で王が呼び返しに来るのを待ち続けた

もちろん呼び返されはしなかった。中二病の行いではなかろうか。

論語泰伯篇(18)要約:今日は歴史記録を読む孔子先生。大好きな評論心がむくむくと。伝説の聖王・禹も、先生にとっては実在の人物と固く信じていました。信じがたい治績を残した禹王の話に、先生は感心するしかありませんでした。

復元白文

子 金文曰 金文 大 金文哉 金文之 金文為 金文君 金文也 金文 魏 金文大篆魏 金文大篆乎 金文 唯 金文天 金文為 金文大 金文 唯 金文堯 金文則 金文之 金文 宕 金文宕 金文乎 金文 民 金文無 金文能 金文論語 名 金文安 焉 金文 魏 金文大篆魏 金文大篆乎 金文 其 金文有 金文成 金文論語 工 金文也 金文乎 金文 其 金文有 金文文 金文章 金文

※巍→魏(金文大篆)・蕩→宕・焉→安・功→工。論語の本章は煥の字が論語の時代に存在しない。本章は漢帝国以降の儒者による捏造である。

現代中国での解釈例

孔子說:「堯當君主,偉大崇高,可比於天!他的恩德,無法形容!他的功勞,千古留芳!他的制度,光輝燦爛!」

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孔子が言った。「堯が君主だったことは、偉大で崇高で、天にも比べられる。彼の恩恵は、どう言ってよいか分からない。彼の功績は、千古不朽の素晴らしさだ。彼の定めた制度は、キラキラと輝いている。」

論語泰伯篇(19)要約:古記録を読む孔子先生。伝説の聖王・堯は、具体的に何をやったかほとんどわかりません。ただ天下はそれでよく治まった。一体何をしたんだろう、でっち上げを固く戒める先生は、やはり感心するしかないのでした。

復元白文

舜 金文有 金文論語 臣 金文五 金文人 金文而 金文天 金文下 金文持 金文 武 金文王 金文曰 金文 余 金文有 金文亂 金文十 金文人 金文 孔 金文子 金文曰 金文 論語 才 金文難 金文 不 金文其 金文然 金文乎 金文 論語 唐 金文論語 虞 金文之 金文於 金文斯 金文為 金文論語 盛 金文 有 金文婦 金文人 金文安 焉 金文 九 金文人 金文而 金文已 矣 金文 三 金文論語 分 金文天 金文下 金文有 金文其 金文二 金文 㠯 以 金文論語 服 金文事 金文論語 殷 金文 徳 金文 其 金文可 金文謂 金文至 金文徳 金文也 金文已 矣 金文㠯 以 金文

※治→持・予→余・焉→安・也→以。論語の本章は際の字が論語の時代に存在しない。本章は漢帝国以降の儒者による捏造である。

現代中国での解釈例

舜有五個能人而使天下大治,武王說:「我有十個賢才。」孔子說:「人才難得,難道不是這樣的嗎?堯、舜、武王時期,人才最多,也不過如此,武王的十個賢人中還有一個女性。周文王掌握著國家三分之二的面積,卻仍然服從中央的領導。他的品德,真算至高無上了。」

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舜には五人の賢臣がいて天下がよく治まった。武王が言った。「私には十人の賢臣がいる。」孔子が言った。「人材とは得がたいものだ。まさかこのようで無かったのか? 堯、舜、武王の時、人材は一番豊富だったが、それでもこの通りだった。武王の十人の賢臣には女性が一人いる。周の文王は、天下の三分の二を配下に収めながら、それでも依然として中央の指示に従った。彼の人柄は、まったくこの上なく高かったと言える。」

論語泰伯篇(20)要約:古記録を読む孔子先生。聖王舜はたった五人、周王朝の開祖武王はたった十人で天下を取り、よく治めました。三千人の弟子を抱える先生は、一体どうやったんだろうと首をかしげ、やはり感心するしかないのでした。

警告

漢文業界の者は嘘つき中国人そっくりで、微塵も信用ならぬ(→理由)ので、数言申し上ぐ。


出典明記の引用は自由だが(ネット上では可動リンク必須)、盗用・剽窃は居合を嗜む有段者の訳者が、櫓櫂の及ぶ限り追い詰める。言い訳無用。訳者が「やった」と思ったら、全国どこでも押し込む。頭にきたら海外にも出かけ、バッサリやってすぐ帰る。訳者は暇であるし、惜しむものを持っていないし、面倒が苦にならぬゆえ、こうして古典を研究している。

そして未だ人を斬ったことが無い。

盗作・剽窃の通報歓迎。下手人を成敗した後、薄謝進呈。他人にやらせた者も同罪、まずそ奴から追い回してぶった○る。覚悟致せ。

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