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論語詳解086里仁篇第四(20)注釈

『論語集解義疏』

原文

註鄭𤣥曰孝子在喪哀戚思慕無所改其父之道非心之所忍為也

書き下し

註。鄭玄曰く、孝子喪に在りては哀戚して思慕し、其の父之道を改むる所無し。心之忍びを為す所に非ざる也。

現代語訳

注。鄭玄曰く、「孝行者は喪中の間悲しみが募って亡き親を慕いに慕い、その父の道を改める事がない。心が悲しくて改める事に我慢が出来ない状態なのだ。

『論語集注』

原文

胡氏曰:「已見首篇,此蓋複出而逸其半也。」

書き下し

胡氏曰く、「已に首篇に見ゆ。此れ蓋し複た出で而其の半ばを逸がす也。」

現代語訳

胡氏曰く、「すでに学而篇に記してある。個人的感想では、重出ではあるが、学而篇にあった前半部分の”父(ちち)在(いま)さば其(そ)の志(こころざし)を觀(み)、父(ちち)沒(みまか)らば其(そ)の行(おこなひ)を觀(み)る”が抜けたのだ。」


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論語内容補足
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