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『論語』子路篇:現代語訳・書き下し・原文

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『論語』子路篇:現代語訳・書き下し・原文

論語詳解303子路篇第十三(1)子路政を問う*

論語子路篇(1)要約:後世の創作。最も早く入門した弟子の子路。政治の才能を孔子先生に評価されてもいます。その政治を問われた先生は、簡潔に「率先しろ、そして飽きるな。」と教えます。飽きて政策を変えられては、きっと庶民は迷惑でしょう。論語:原文...
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論語詳解304子路篇第十三(2)仲弓季氏の宰*

論語子路篇(2)要約:孔子先生の弟子の中で、人格者として評価された仲弓チュウキュウ。孔子先生が亡命する前の早い時期に、筆頭家老家・季氏が執事にと希望します。そのはなむけとして先生は、仲弓に適した政治のコツを教えるのでした。論語:原文・書き下...
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論語詳解305子路篇第十三(3)衛君子を待ち*

論語子路篇(3)要約:後世の創作。亡命して隣国に向かう孔子先生と子路。師弟で政治の要点を問答しますが、「名を正す」と言った先生に「回りくどい」と子路。「知ったような口を利くな」と叱った先生が、お説教を始めたという作り話。論語:原文・書き下し...
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論語詳解306子路篇第十三(4)樊遅稼を学ぶ*

論語子路篇(4)要約:後世の創作。孔子先生! どうやったらお米が沢山取れるんでしょう! 唐突に聞く若い弟子の樊遅ハンチ。先生は呆れました。孔子塾は政治や古典や武芸の塾だからです。しかし樊遅に罪は無し、どうしたものかと先生は、という作り話。論...
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論語詳解307子路篇第十三(5)詩三百を誦うる’

論語子路篇(5)要約:勉強に暗記はつきもの。サイバー空間など望むべくもない春秋時代の中国ではなおさら。しかし暗記ばかりを事とする、本の虫では人を導けません。そうなっちゃった官僚志望の弟子たちを、孔子先生が戒めたお話。論語:原文・書き下し原文...
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論語詳解308子路篇第十三(6)それ身正しからば’

論語子路篇(6)要約:孔子先生は古記録を読んで、為政者は先ず身を正すこと、そして何もしないでも世が太平に治まることを目指すよう説きました。その背景には美しい誤解と、古代ならではの技術的限界がありました。論語:原文・書き下し原文(唐開成石経)...
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論語詳解309子路篇第十三(7)魯衛の政は兄弟’

論語子路篇(7)要約:孔子先生が国外での活動拠点にした衛国は、魯国と同じく中規模の国で、開祖は実の兄弟で、その意味で先生にとって、兄弟のように見えたというお話。ですがこのままでは、何を言っているのか全く分かりません。論語:原文・書き下し原文...
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論語詳解310子路篇第十三(8)子、衛の公子荊を*

論語子路篇(8)要約:後世の創作。人物評論が大好きな孔子先生。隣国の家老として名が聞こえた人物の、記録を読んで言いました。「家政の達人だ。」先生の教説は道家の教えほど無欲を言いませんが、寡欲を先生も讃えました、という作り話。論語:原文・書き...
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論語詳解311子路篇第十三(9)子衛にゆく*

論語子路篇(9)要約:隣国の衛を訪れた孔子先生と、馬車の手綱を取る冉有ゼンユウ。余りの人出の多さに、師弟は驚きの声を上げます。もちろん先生は、衛国で政治をとる気は満々でした。「何から始めます?」と冉有に聞かれた先生は…。論語:原文・書き下し...
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論語詳解312子路篇第十三(10)もし我を用い*

子路篇(10)要約:後世の創作。孔子先生は、自分の政治家としての能力に自信を持っていました。三年、いや一年で成果を出してみせる。そう言い切る先生ですが、それは貴族や支配層にとってよい政治でも、庶民にとってはどうだったのでしょうか。論語:原文...
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論語詳解313子路篇第十三(11)善人百年邦を*

論語子路篇(11)要約:後世の創作。現伝の論語が編まれた前漢武帝時代、官吏は皇帝の気分次第で処刑されたり一族皆殺しに遭ったりしました。やめてください、と当時の儒者が、孔子先生を看板に立てて殺伐から逃れようとした創作。論語:原文・書き下し原文...
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論語詳解314子路篇第十三(12)もし王者あらば*

論語子路篇(12)要約:内容的に後世の創作。暴カ反対。覇道ではなく王道を。お説教で戦乱の世を終わらせよう、と孟子。でも絵空事が過ぎ、誰にも聞いて貰えません。困った孟子は一計を案じ、孔子先生に語らせて権威付けし、諸侯に売り込もうと図ります。論...
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論語詳解315子路篇第十三(13)もしその身を*

論語子路篇(13)要約:為政者が立派な人格であれば、政治はうまく回る。こういう絵空事を言い回ってご飯が食べられるほど、孔子先生は生ぬるい生涯を送りませんでした。文字的には史実と言ってよいのに、内容が偽作と分かる作り話。論語:原文・書き下し原...
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論語詳解316子路篇第十三(14)冉子朝より退く’

論語子路篇(14)要約:冉有ゼンユウは、実直な実務家で武将としても活躍した孔子先生の弟子。ある日朝廷から夜遅く退勤して、先生に理由を問われます。政務でして、と答える冉有に、先生は意外な言葉を投げかけるのでした。論語:原文・書き下し原文(唐開...
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論語詳解317子路篇第十三(15)一言にして以て’

論語子路篇(15)要約:後世の創作の疑いあり。孔子先生を初めて政治に登用したのは、地元の魯国の殿様・定公でした。名君ではない凡庸人で、手っ取り早い政治のコツを先生に尋ねます。それに対して先生は、生暖かい目で答えるのでした。論語:原文・書き下...
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論語詳解318子路篇第十三(16)葉公政を問う’

論語子路篇(16)要約:孔子先生にとって、南方での政治工作の大事なパートナー、葉公ショウコウ。政治の鬼でもあり知識欲も旺盛で、先生に政治のコツを尋ねます。先生は葉公の立場を見て、それに最も適した答えを、簡潔に返したのでした。論語:原文・書き...
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論語詳解319子路篇第十三(17)子夏莒父の宰’

論語子路篇(17)要約:孔子一門きってのカタブツ、子夏がとあるまちの代官になります。赴任を前にして子夏は、政治のコツを先生に尋ねますが、引っ込み思案の子夏にも関わらず、意外にも「焦るな」と教えました。そのわけとは…。論語:原文・書き下し原文...
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論語詳解320子路篇第十三(18)葉公、孔子に語りて*

論語子路篇(18)要約:後世の創作。南方の大国・楚の大立て者、葉公。我が領民は正直者ばかりでござってな、と孔子先生に領民の自慢を始めます。しかし放浪の末に仁政や政治の何たるかをつかんだ先生は、おだやかに反論しました、という作り話。論語:原文...
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論語詳解321子路篇第十三(19)居るに恭におり*

論語子路篇(19)要約:後世の創作。孔子先生に仁とは何か、何度か尋ねた樊遅ハンチ。しかし弟弟子の子夏に解説して貰っても、まだよくわかりません。そこで再び先生に問います。先生は初学者の樊遅に分かりやすく、もう一度教えるのでした。論語:原文・書...
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論語詳解322子路篇第十三(20)いかなるきわ*

論語子路篇(20)要約:後世の創作。孔子先生は戦乱の世を、能力と人格に優れた人材を育て、それらが政治に携わることで解決できると考えました。ほぼそのもくろみ通りに育った弟子の子貢シコウが、一流の人材とは何かと問うて、という作り話。論語:原文・...
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論語詳解323子路篇第十三(21)中行を得て*

論語子路篇(21)要約:後世の創作。孔子先生は、片寄らない生き方を弟子に勧めました。しかしともするとそれは、ただ流されるだけの生き方だったり、”ほどほど”という、極めていい加減な生き方になりかねません。そこで先生が説いた道とは…。論語:原文...
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論語詳解324子路篇第十三(22)南人言う有り’

論語子路篇(22)要約:論語時代なりの数理、易。孔子先生も熱心に学びました。易は先生だけでなく、当時の有力者がみな頼った、よく当たる占いでした。しかし当たるには、占う者に条件があって、それは医術と同様、不動心でした。論語:原文・書き下し原文...
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論語詳解325子路篇第十三(23)君子は和して°

論語子路篇(23)要約:人の数だけ宇宙がある。だから意見は違って当然。違いを理解して、議論を通してよりよい結論を求めるのが君子。孔子先生はそう言います。そのためには違いがあるのだとする理解力が必要で、それがないと…。論語:原文・書き下し原文...
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論語詳解326子路篇第十三(24)郷人皆これ好む’

論語子路篇(24)要約:村八分、いじめは現代的問題ですが、論語時代でも同じでした。人を観察するのが好きな孔子先生は、そのからくりに気付いています。善人が誉めるのが本当の善人で、悪党にも嫌われるのが本当の悪党だと。論語:原文・書き下し原文(唐...
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論語詳解327子路篇第十三(25)君子はつかえ易く’

論語子路篇(25)要約:君子は人を使う立場です。だから最も必要なのは、使われる人の向き不向きを見抜くこと。それ無しで仕事に取りかかっても、うまく行きませんし互いに不幸です。孔子先生はその教えを、庶民と対比させて説くのでした。論語:原文・書き...
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論語詳解328子路篇第十三(26)君子はやすらかに’

論語詳解328子路篇(26)要約:人は威張ると嫌われます。嫌われると分かっていてなぜ威張るのか。それは自信がないからです。孔子先生はそれに気付き、地獄のような差別に生きてきた新弟子の、心のわだかまりを解いてあげるのでした。論語:原文・書き下...
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論語詳解329子路篇第十三(27)剛毅木訥は’

論語子路篇(27)要約:孔子先生の塾は、庶民が君子=貴族になるための技を教えました。当時の貴族はすなわち戦士です。戦士とは体が丈夫で勇気があり、浮ついたところがない寡黙な者です。キメ技の名をしゃべって戦うなどアニメの世界だからです。論語:原...
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論語詳解330子路篇第十三(28)子路、士を問う*

論語子路篇(28)要約:後世の創作。弟子の子路がサムライたるべき心得を孔子先生に尋ねます。後世の儒者の魔の手によって、孔門きっての武闘派にされてしまった子路。その武張った性格を打ち消すような心得を、孔子先生が教えたという作り話。論語:原文・...
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論語詳解331子路篇第十三(29)善人民を教えて*

論語子路篇(29)要約:後世の創作。春秋末期は戦乱時代。庶民も戦場に駆り出されました。しかしなぜ従軍しなくてはならないのか、納得していなければ逃げ散ってしまいます。そのためには教育が必要で、それには七年はかかると先生は言うのでした。論語:原...
『論語』子路篇:現代語訳・書き下し・原文

論語詳解332子路篇第十三(30)教えざる民を’

論語子路篇(30)要約:納得なしで徴兵されても、人は従いません。日本人の想像を超える天災・戦乱を経験し続けた中国人は、生き残るためには何でもします。だから孔子先生は、民を徴兵する条件を説いたのでした、という作り話。論語:原文・書き下し原文(...
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