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『論語』郷党篇:現代語訳・書き下し・原文

読者諸賢へ:
訳文や原文の真贋判定を含め、全ての記述は暫定的であることにご留意下さい。研究の宿命として、勘違いや調査不足により、また一からやり直しの繰り返しだからです。誤りにお気づきの方は、是非ともご教示下さい。

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『論語』郷党篇:現代語訳・書き下し・原文

論語詳解236郷党篇第十(1)孔子郷党に於いて*

論語郷党篇(1)要約:後世の創作。孔子先生は、場所によって立ち居振る舞いを変えました、という作り話。偉い人が目上に卑屈になるのはみっともないですが、それも身分秩序だと儒者は言い張ります。新資料によって本文が改まった章。 論語:原文・書き下し...
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論語詳解237郷党篇第十(2)朝にて下大夫と*

論語郷党篇(2)要約:後世の創作。孔子先生は、朝廷で下級の家老と語るときには和み楽しませるように、上級の家老と語るときには慎み深く語り、主君が出席したときは、恐れ入った細やかな立ち居ふるまいをしました、という作り話。 論語:原文・書き下し ...
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論語詳解238郷党篇第十(3)君召して擯せしむる*

論語郷党篇(3)要約:後世の創作。孔子先生は、殿様に国賓の接待を命じられると顔つきや足取りが活き活きし、同僚とお辞儀しても衣裳が乱れず、進むときは小走りし、国賓が帰ると「満足して帰られました」と報告したという作り話。 論語:原文・書き下し ...
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論語詳解239郷党篇第十(4)公門を入るに*

論語郷党篇(4)要約:後世の創作。宮殿への入り方、門の通り方、主君不在の御座所での慎み方、宮廷でのものの言い方、主殿に上るときの衣裳のからげ方、階段の上り下りとその時の表情、定位置への戻り方などの作法。全部でっち上げ。 論語:原文・書き下し...
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論語詳解240郷党篇第十(5)圭を執るには*

論語郷党篇(5)要約:後世の創作。宮廷での礼儀作法について、笏の上げ下げ、その時の表情、歩き方、使いに出たときに、殿様から託された礼物の受け渡し式での表情、私的な会合での表情。文字史的には、後漢滅亡後に現形になりました。 論語:原文・書き下...
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論語詳解241郷党篇第十(6)君子は紺緅を以て*

論語郷党篇(6)要約:後世の創作。孔子先生ではなく、君子たる者このように生活しなさい、という「べからず集」。服の色、普段着晴れ着、寒暖の季節による違い、身につける装飾品、寝間着や座布団、素材に至るまでの細かなお作法。 論語:原文・書き下し ...
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論語詳解242郷党篇第十(7)斉には必ず明衣有り*

論語郷党篇(7)要約:後世の創作。本章は前章の続き。物忌みの蔡にはジャブジャブと体を洗い、住まい・飲み物・食べ物を全て普段と変えました、という作り話。そこへ宋儒はさらに、「カミサマと交信するのじゃ」と書き付けました。 論語:原文・書き下し ...
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論語詳解243郷党篇第十(8)食は精を厭わず*

論語郷党篇(8)要約:後世の創作。孔子先生の食事の作法について、何を食べ何を食べてはならないかのべからず集。傷んだものを食べないのは現代と同じですが、「寝言を言う」まで禁止するのは、儒者にも出来なかった芸当です。 論語:原文・書き下し 原文...
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論語詳解244郷党篇第十(9)席正しからざらば*

論語郷党篇(9)要約:後世の創作。孔子先生は、席が正しくないと座らない、と言います。しかし春秋時代に「坐」という漢語は無く、戦国時代にならないと現れません。本章は短いながら、後世の創作であるとわかるのです。 論語:原文・書き下し 原文(唐開...
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論語詳解245郷党篇第十(10)郷人の飲酒には*

論語郷党篇(10)要約:後世の創作。ふるさとに帰った孔子先生は、時々の祭礼にも参加します。祭礼では老人が村人から長寿を祝われますが、聖人の孔子先生は身分が高くても威張らずに、順番を年長者に譲りました、という作り話。 論語:原文・書き下し 原...
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論語詳解246A郷党篇第十(11)人を他邦に*

論語郷党篇(11)要約:後世の創作。他国へ使者を送り出す際、孔子先生は二度拝んで、去って行く使者を見送りました、という話。都市を一歩外に出れば、平時の使者といえども生きては帰れないかも知れない古代では、まことにもっとも。 論語:原文・書き下...
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論語詳解246B郷党篇第十(12)康子薬をおくる*

論語郷党篇(12)要約:後世の創作。若家老から、孔子先生に薬を贈ってきました。先生は拝んで受け取った後、「何の薬かよく分かりませんから飲みません」と言って飲みませんでした、という話。ですが春秋時代に「薬」はありません。 論語:原文・書き下し...
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論語詳解247郷党篇第十(13)うまややけたり*

論語郷党篇(13)要約:後世の創作。孔子先生が出勤中、屋敷の馬小屋が火事になりました。急ぎ帰った先生は、「けが人は出なかったか?」と尋ね、高価な馬については尋ねませんでした。美談と言うべきですが、残念ながら偽作です。 論語:原文・書き下し ...
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論語詳解248郷党篇第十(14)君食を賜はば*

論語郷党篇(14)要約:後世の創作。殿様から下賜品があった場合、穀物のご飯、生肉、生きた家畜それぞれで扱いを変えました。殿様と陪食する際は、殿様がお供えするまで待ちました、などの礼儀作法。通説の訓読には疑問があります。 論語:原文・書き下し...
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論語詳解249郷党篇第十(15)太廟に入らば°

論語郷党篇(15)要約:後世の意図的重出。孔子先生が祭殿で無意味な動作を問い詰めた話を、後世の儒者が解釈をねじ曲げて、自分たち儒者を有り難がるよう、世間に説教するタネとして再び書き付け。重複など重々承知の確信犯です。 論語:原文・書き下し ...
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論語詳解250郷党篇第十(16)朋友死して*

論語郷党篇(16)要約:後世の創作。孔子先生の友人が亡くなりましたが、葬儀を出すべき家族がいません。「うちで引き取ろう」と孔子先生。これは美談ですが、友人からの贈り物はどんなに高価でもお礼を言わなかったのは、はて。 論語:原文・書き下し 原...
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論語詳解251郷党篇第十(17)いぬるにしせず*

論語郷党篇(17)要約:後世の創作。寝方、座り方の作法、出掛けた先で出会うさまざまな人への礼法、収穫祭でのお供え物の取り扱い方、激しい悪天候での身の慎み方。従来の解釈には調査不十分があり、創作の意図が反映されていません。 論語:原文・書き下...
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論語詳解252郷党篇第十(18)車にのぼるに*

論語郷党篇(18)要約:後世の創作。車に乗るときは、真っ直ぐ立ち、取り縄を取って乗車し、乗ったら視線は真っ直ぐ前を見て動かさず、「急がんか」とせかさず、道行く人を指ささない。「立ったまま乗る」の解釈は物理的に無理。 論語:原文・書き下し 原...
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論語詳解253郷党篇第十(19)きはに色めきて’

論語郷党篇(19)要約:孔子先生が子路を連れて山遊び。めんどりが現れて遊びの気分を盛り上げます。めんどりに歌いかけた先生は、子路にえさをやらせましたが…後世の儒者は、子路がめんどりを捕らえてヤキトリにしたと濡れ衣を着せました。 論語:原文・...
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