読者諸賢へ:
全ての記述は暫定的であることにご留意下さい。研究の宿命として、勘違いや調査不足により、また一からやり直しの繰り返しだからです。誤りにお気づきの方は、是非ともご教示下さい。
論語読み下し(全篇)
こちらの書き下しは、訳者九去堂によるものではありません。このためこのサイトの他ページとは、必ずしも一致しません。 底本: 國譯漢文大成經子史部第一卷 四書・孝經『論語』(服部宇之吉)國民文庫刊行會(大正11年刊)。via 。ただし明らかな誤...
論語學而篇第一(原文・読み下し)
語釈や現代語訳、解説はこちらを参照。原文は唐石経を祖本とする現伝通用の文字列、訓み下しは原文校訂後の日本古語変換。よって食い違いがあります。詳細は各章の「→詳細」を参照。 1 子曰、「學而時習之、不亦說乎。有朋自遠方來、不亦樂乎。人不知而不...
論語爲政篇第二(原文・読み下し)
語釈や現代語訳、解説はこちらを参照。原文は唐石経を祖本とする現伝通用の文字列、訓み下しは原文校訂後の日本古語変換。よって食い違いがあります。詳細は各章の「→詳細」を参照。 1 子曰、「爲政以德。譬如北辰、居其所、而衆星共之。」 子(し)曰(...
論語八佾篇第三(原文・読み下し)
語釈や現代語訳、解説はこちらを参照。原文は唐石経を祖本とする現伝通用の文字列、訓み下しは原文校訂後の日本古語変換。よって食い違いがあります。詳細は各章の「→詳細」を参照。 1 孔子謂季氏、「八佾舞於庭。是可忍也、孰不可忍也。」 孔子(こうし...
論語里仁篇第四(原文・読み下し)
語釈や現代語訳、解説はこちらを参照。原文は唐石経を祖本とする現伝通用の文字列、訓み下しは原文校訂後の日本古語変換。よって食い違いがあります。詳細は各章の「→詳細」を参照。 1 子曰、「里仁爲美。擇不處仁、焉得知。」 子(し)曰(いは)く、里...
論語公冶長篇第五(原文・読み下し)
語釈や現代語訳、解説はこちらを参照。原文は唐石経を祖本とする現伝通用の文字列、訓み下しは原文校訂後の日本古語変換。よって食い違いがあります。詳細は各章の「→詳細」を参照。 1 子謂公冶長、「可妻也。雖在縲絏之中、非其罪也。」以其子妻之。子謂...
論語雍也篇第六(原文・読み下し)
語釈や現代語訳、解説はこちらを参照。原文は唐石経を祖本とする現伝通用の文字列、訓み下しは原文校訂後の日本古語変換。よって食い違いがあります。詳細は各章の「→詳細」を参照。 1 子曰、「雍也、可使南面。」 子(し)曰(いは)く、雍(よう)也(...
論語述而篇第七(原文・読み下し)
語釈や現代語訳、解説はこちらを参照。原文は唐石経を祖本とする現伝通用の文字列、訓み下しは原文校訂後の日本古語変換。よって食い違いがあります。詳細は各章の「→詳細」を参照。 1 子曰、「述而不作、信而好古、竊比於我老彭。」 子(し)曰(いは)...
論語泰伯篇第八(原文・読み下し)
語釈や現代語訳、解説はこちらを参照。原文は唐石経を祖本とする現伝通用の文字列、訓み下しは原文校訂後の日本古語変換。よって食い違いがあります。詳細は各章の「→詳細」を参照。 1 子曰、「泰伯、其可謂至德也已矣。三以天下讓、民無得而稱焉。」 子...
論語子罕篇第九(原文・読み下し)
語釈や現代語訳、解説はこちらを参照。原文は唐石経を祖本とする現伝通用の文字列、訓み下しは原文校訂後の日本古語変換。よって食い違いがあります。詳細は各章の「→詳細」を参照。 1 子罕言利與命與仁。 子(し)罕(まれ)に、利(ため)與(と)命(...
論語鄕黨篇第十(原文・読み下し)
語釈や現代語訳、解説はこちらを参照。原文は唐石経を祖本とする現伝通用の文字列、訓み下しは原文校訂後の日本古語変換。よって食い違いがあります。詳細は各章の「→詳細」を参照。 1 孔子於鄕黨、恂恂如也、似不能言者。其在宗廟朝廷、便便言、唯謹爾。...
論語先進篇第十一(原文・読み下し)
1 子曰、「先進於禮樂、野人也。後進於禮樂、君子也。如用之、則吾從先進。」 子し曰いはく、先進せんしんの禮樂れいがくや野人やじんなり、後進こうしんの禮樂れいがくや君子もののふなり。如もし之これを用もちゐば、則すなはち吾われは先進せんしんに從...
論語顏淵篇第十二(原文・読み下し)
1 顏淵問仁。子曰、「克己復禮爲仁。一日克己復禮、天下歸仁焉、爲仁由己、而由人乎哉。」顏淵曰、「請問其目。」子曰、「非禮勿視、非禮勿聽、非禮勿言、非禮勿動。」顏淵曰、「回雖不敏、請事斯語矣。」 顏淵がんえん仁よきひとを問とふ。子し曰いはく、...
論語子路篇第十三(原文・読み下し)
1 子路問政。子曰、「先之、勞之。」請益、曰、「無倦。」 子路しろ政まつりごとを問とふ。子し曰いはく、之これに先さきんじ、之これを勞らうせしめよ。益えきを請こふ。曰いはく、倦うむこと無なかれ。 2 仲弓爲季氏宰、問政。子曰、「先有司。赦小過...
論語憲問篇第十四(原文・読み下し)
1 憲問恥。子曰、「邦有道、穀。邦無道、穀、恥也。」 憲けん恥はぢを問とふ。子し曰いはく、邦くに道みちあれば穀こくす。邦くに道みちなきに穀こくするは恥はぢなり。 2 「克、伐、怨、欲、不行焉、可以爲仁矣。」子曰、「可以爲難矣、仁則吾不知也。...
論語衞靈公篇第十五(原文・読み下し)
1 衞靈公問陳於孔子。孔子對曰、「俎豆之事、則嘗聞之矣。軍旅之事、未之學也。」明日遂行。在陳絕糧。從者病、莫能興。子路慍見曰、「君子亦有窮乎。」子曰、「君子固窮、小人窮斯濫矣。」 衞ゑいの靈公れいこう陳ぢんを孔子こうしに問とふ。孔子こうし對...
論語季氏篇第十六(原文・読み下し)
1 季氏將伐顓臾。冉有季路見於孔子曰、「季氏將有事於顓臾。」孔子曰、「求。無乃爾是過與。夫顓臾、昔者先王以爲東蒙主、且在邦域之中矣、是社稷之臣也。何以伐爲。」冉有曰、「夫子欲之、吾二臣者、皆不欲也。」孔子曰、「求。周任有言曰、『陳力就列、不...
論語陽貨篇第十七(原文・読み下し)
1 陽貨欲見孔子、孔子不見、歸孔子豚。孔子時其亡也、而往拜之、遇諸塗。謂孔子曰、「來、予與爾言。」曰、「懷其寶而迷其邦、可謂仁乎。」曰、「不可。」「好從事而亟失時、可謂知乎。」曰、「不可。」「日月逝矣、歲不我與。」孔子曰、「諾、吾將仕矣。」...
論語微子篇第十八(原文・読み下し)
1 微子去之、箕子爲之奴、比干諫而死。孔子曰、「殷有三仁焉。」 微子びしは之これを去さり、箕子きしは之これが奴どと爲なり、比干ひかんは諫いさめて而しかうして死しす。孔子こうし曰いはく、殷いんに三仁よきひとあり。 2 柳下惠爲士師、三黜。人曰...
論語子張篇第十九(原文・読み下し)
1 子張曰、「士見危致命、見得思義、祭思敬、喪思哀、其可已矣。」 子張しちやう曰いはく、士もののふは危あやふきを見みて命めいを致いたし、得うるを見みて義ぎを思おもひ、祭まつりに敬けいを思おもひ、喪もに哀あいを思おもふ、其それ可かならむのみ。...
論語堯曰篇第二十(原文・読み下し)
1 堯曰、「咨。爾舜。天之曆數在爾躬、允執其中。四海困窮、天祿永終。」舜亦以命禹。曰、「予小子履、敢用玄牡、敢昭吿于皇皇後帝、有罪不敢赦。帝臣不蔽、簡在帝心。朕躬有罪、無以萬方。萬方有罪、罪在朕躬。」「周有大賚、善人是富。」「雖有周親、不如...